【セール中】罰として鉱山差配に下げ渡された悪役令嬢は坑の闇で灯を渡されません ~『灯は私が持ちます』と言う男に抱かれ、坑道の奥で毎夜孕むまで注がれています~


【期間限定 50%OFFセール中!】 定価770円 → 今だけ385円(税込)|11/24 23:59まで

📝 DLsite TL小説

罰として鉱山差配に下げ渡された悪役令嬢は坑の闇で灯を渡されません ~『灯は私が持ちます』と言う男に抱かれ、坑道の奥で毎夜孕むまで注がれています~

発売日: 2026/10/28 | 著者: 桜小路 すみれ | サークル: 薔薇と断罪 | 69P

▶ 『罰として鉱山差配に下げ渡された悪役令嬢は坑の闇で灯を渡されません ~『灯は私が持ちます』と言う男に抱かれ、坑道の奥で毎夜孕むまで注がれています~』の試し読み・お得なセール状況をチェック!

桃香

死を免じる代わりに坑へ、という時点でまず空気が重いのよね。しかも灯を渡さない、ですって。渡さないことに意味があるんでしょうね、そこがもう気になって仕方ないわ。

毒の嫌疑から坑の闇へ——下げ渡された悪役令嬢

本作は、王太子リュドヴィクの杯から毒が出たことで婚約を破棄されたマルグリット・ダルヴォワが、死を免じられる代わりに王領白銀坑の差配へ下げ渡される物語です。差配を務めるのは、坑の灯と人のすべてを預かる平民のグレゴワール・デュシェーヌ。二十五歳の令嬢と三十四歳の差配という、立場も育ちも異なる二人が鉱山という閉じた場で向き合う構図が、まず本作の軸として提示されています。

マルグリットは死の宣告を受けた夜、自分が乙女ゲーム『白銀の坑と王冠』の悪役令嬢であることを思い出します。ただし本作の重心は、転生の知識で未来を回避することよりも、彼女が置かれた現実のほうにあるようです。死を免じられたことよりも、自分が売り物として動いたことに腹を立てる——この反応は、令嬢としての矜持と、物として扱われることへの苛立ちが同居していて、彼女の人物像を端的に示しています。

桃香

殺されないで済んだ、で喜ばないところがいいのよ。売り物として動いた、って言葉を選ぶあたり、この子は自分を安く見積もる相手を許さないんだわ。

「灯は私が持ちます」——渡されない灯と、連れて歩かれる夜

坑のなかでは灯を持つ者が人の行き先を決める。本作はこの決まりを軸に、グレゴワールがマルグリットに灯をひとつも渡さず、自分の灯だけで連れて歩く関係を描きます。「灯は私が持ちます。貴女は手を離さないで」という言葉のもと、袖で覆われて視界が落ち、また戻るたびに見えるものが増えていく——そのくり返しが、坑の闇での二人の時間として示されています。

注意したいのは、グレゴワールが坑へ入る者には必ず灯を渡す人物だという点です。渡さなかった相手は、いまのところ一人しかいない。この「一人だけの例外」が誰を指すかは説明するまでもありませんが、差配としての原則を曲げた相手がマルグリットであるという事実は、二人の関係の特別さを設定の側から裏づけています。二人はマルグリットが下げ渡されてきた日に初めて会ったばかりで、それ以前に面識はありません。初対面の相手に原則を曲げさせる、というところにこの関係の始まり方があるのです。

桃香

「渡さなかった相手は、いまのところ一人しかいない」。この一文がずるいのよね。例外が一人だけ、って言い方。初対面のその日に、もう例外になってるってことじゃない。

坑道の奥の寝床と、毎夜くり返される時間

視界を奪われて連れて歩かれる日々の果てに、マルグリットは坑道の奥の寝床で毎夜のように奥まで注がれ、孕まされていきます。本作のタイトルにも「毎夜孕むまで注がれています」とあるとおり、この関係は闇のなかで反復される時間として描かれるようです。灯を渡さないという設定と、坑道の奥という閉じた場所が重なることで、逃げ場のない濃密な夜の空気が立ちのぼります。

身分差ものとして見ると、ここでの立場は王太子の婚約者だった令嬢と、坑を預かる平民の差配です。ただし気をつけたいのは、灯を持つ者が行き先を決めるという坑の決まりが、そのまま二人のあいだの力の向きになっているわけではないことです。グレゴワールは灯を渡さない代わりに「手を離さないで」と言う。支配の言葉と、離れるなという言葉が同じ口から出てくる。この二つが並ぶことに、この作品の関係性の面白さがありそうです。

桃香

灯を渡さないくせに、手を離すなって言うのよ。手放さないでくれって言ってるようにも読めるわ。どっちが縋ってるのか、夜が深くなるほどわからなくなりそうで、そこがいいのよね。

坑の図と境界標——闇の奥から評定の席へ

やがてマルグリットは、坑の掘り進みの図と地表の境界標が合っていないことに気づきます。この坑は、ダルヴォワ領の真下まで掘られていた。彼女は領地の図と境界標を見慣れて育ち、紙に描かれた線と現地の石が合わないことに我慢ができない人物です。その資質が、坑の闇のなかで意味を持ちはじめるわけです。

王家がマルグリットを殺さずに坑へ下げ渡した理由も、杯に毒を落とした者の名も、この境界のずれから出てきます。行き着く先は、領の境を定める評定の席。境界標の位置と坑の図を、そこで重ねる——というのが本作の終盤に示された筋道です。恋愛と陰謀が別々に走るのではなく、坑の図という具体的な物証が両者を結びつけていく構成になっているのが特徴的です。

桃香

紙の線と現地の石が合わないと我慢できない、って令嬢の性分がそのまま事件の入口になるのよね。夜の話だけじゃなくて、最後は評定の席で図を重ねるんですもの。静かに燃えるわ。

こんな読者に合いそう

  • 悪役令嬢もののなかでも、転生の知識より現実の領地や坑の事情に踏み込みたい人
  • 身分差・年の差のある二人が、閉じた場所で関係を深めていく構図を好む人
  • 恋愛の陰に、領地や境界をめぐる筋道がきちんと通っている作品を読みたい人
  • 「灯は私が持ちます」という言葉の含みを、あれこれ考えながら読みたい人

全69ページ。成人向け作品のため、購入・閲覧は18歳以上の方が対象です。作中の人物はいずれも18歳以上の成人として描かれ、性行為は成人どうしの合意にもとづくものとされています。異世界転生ファンタジーを題材としたフィクションであり、現実の鉱山労働や身分の売買、いかなる強要も肯定するものではない旨が明記されています。

桃香

正直に言うとね、私は「灯を渡さない」の一言でかなり持っていかれてるのよ。渡さないことで何を守ってるのか、何を縛ってるのか。坑の闇のなかで、それが毎晩ちょっとずつ形を変えていきそうで。静かな執着を拾いたい夜に、ちょうどいい重さだわ。
期間限定 50%OFF定価770円→ 385円(税込)
セール終了:11/24 23:59まで
無料で試し読みする

PRESENTED BY DLsite / Novelove Affiliate Program

あわせて読みたい
【2026年おすすめ】「執着」のTL作品5選TLまとめ
「執着」のおすすめをまとめて見る
【2026年おすすめ】「執着」のTL作品5選
「執着」が楽しめるおすすめTL作品を5選ご紹介!Noveloveの桃香がテーマ特化の視点で厳選しました。あらすじや設定から魅力をたっぷり堪能できる注目作ばかりです。
【らぶカル専売】貴方の笑顔は俺だけに向くべきだ。〜ギルドの看板受付嬢は救国の勇者に囚われる〜TL漫画
TL漫画で人気
【らぶカル専売】貴方の笑顔は俺だけに向くべきだ。〜ギルドの看板受付嬢は救国の勇者に囚われる〜
魔王を倒した勇者が、元ギルド受付嬢への独占欲を爆発させるTL漫画。カウンター越しの想いが密室で結実する、重く甘い執着愛の物語。
【DLsite専売】【子孫繁栄♡ヒメガミ様の淫習】~祭り屋台のクリキャップで大乱交村の女神に選ばれ、村人精子を公開種付け、大量中出しされちゃいました~TL小説
このジャンルで読まれている作品
【DLsite専売】【子孫繁栄♡ヒメガミ様の淫習】~祭り屋台のクリキャップで大乱交村の女神に選ばれ、村人精子を公開種付け、大量中出しされちゃいました~
論文調査で訪れた村で大乱交祭りに巻き込まれる!乳首開発から公開種付けまで、逃げ場なしの快楽堕ち地獄を描くTL小説。羞恥と快楽の狭間で乱れるヒロインの姿に釘付け必至。
【セール中】わたくしを有罪にした蹄鉄師が証言を覆しました ~『あの日の鉄だけは捨てなかった』と厩の蹄鉄場へ連れ込まれ、夜ごと奥に注がれ孕まされる悪役令嬢の話~TL小説
同じサークルの作品
【セール中】わたくしを有罪にした蹄鉄師が証言を覆しました ~『あの日の鉄だけは捨てなかった』と厩の蹄鉄場へ連れ込まれ、夜ごと奥に注がれ孕まされる悪役令嬢の話~
悪役令嬢シルヴィアーヌを有罪にした蹄鉄師エドモンが、三年間捨てずにいた鉄を手に証言を覆す逆転劇。婚約破棄から始まる執着と独占欲、法廷での決断までを描いたR18TL小説。悪役令嬢ものや一途な執着を読みたい方に。
【セール中】彫る手は替えられると木型を金型に替えた男が百五十年の菓子を抜ける木型師になり砂糖の匂う型打ち場で伏せて抜くまで見えないまま朝まで種付けされる復刻担当の話♡♡♡TL小説
「執着」が共通
【セール中】彫る手は替えられると木型を金型に替えた男が百五十年の菓子を抜ける木型師になり砂糖の匂う型打ち場で伏せて抜くまで見えないまま朝まで種付けされる復刻担当の話♡♡♡
老舗菓子屋の復刻担当・朱里と、七年前に木型を金型へ替えられた木型師・銀林の再会を描くTL小説。逃げ道のない復刻作業を挟んで立場が逆転し、敬語のまま夜ごと時間を延ばされていく静かな執着と焦らしが気になる方に。