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無自覚なあざとさに、陽キャの心がざわつく
本作は、陽キャで人気者ポジションの滝井と、図書委員で同じ当番になった樟葉響の関係を描くBL漫画です。滝井は、綺麗でミステリアスな樟葉が気になっている。とっつきにくそうに見えるのに、実は恋バナ好きでよく笑う。そのギャップだらけの姿に、滝井はドギマギさせられっぱなしの日々を送ります。
樟葉はあざとく映る言動を繰り返すけれど、本人は完全に無自覚。だからこそ滝井の心は振り回され、気づけばどんどん目が離せなくなっていく。爽やか陽キャのモテ男子と、思わせぶりなあざと系美人という対比が、多感なDK達のリアルな思春期を立ち上げています。初出時のカラーを完全収録している点も、既刊で読んだ方には嬉しい仕様です。
Q. 滝井が樟葉を気にし始めたきっかけは?
A. あらすじでは、滝井は図書委員で同じ当番になった樟葉が気になっている、と描かれています。綺麗でミステリアスという第一印象がありつつ、恋バナ好きでよく笑う一面を知り、ギャップだらけの樟葉にドギマギさせられていく流れです。当番という定期的に顔を合わせる場があるからこそ、印象の更新が積み重なっていく。その積み重ねが滝井の意識をじわじわ変えていく構造になっています。
Q. 樟葉は滝井に対して恋愛感情を持っている?
A. あらすじ上では、樟葉は全くの無自覚と明記されています。あざとく映る言動も本人にその気はなく、滝井を意識して惑わせているわけではない。つまり序盤の時点では、樟葉側の恋愛感情は示されていません。滝井だけが勝手に揺れている状態だからこそ、この作品の「思わせぶり」が機能しています。無自覚のあざとさが、自覚のある側をどこまで動かすのかが見どころです。
Q. この作品はどんな読者に向いていますか?
A. あらすじからは、爽やか陽キャなモテ男子と、思わせぶりなあざと系美人という組み合わせが示されています。多感なDK達のリアル思春期BLと銘打たれているため、学生同士の距離感や心の揺れを丁寧に追いたい読者に向いています。ギャップに振り回される側の心情を追うのが好きな方、無自覚な相手に片側だけが揺れていく展開を楽しみたい方に刺さる構成です。





