目が覚めたら夫を名乗るαに溺愛されていました

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目が覚めたら夫を名乗るαに溺愛されていました

発売日: 2026/08/01 | 著者: よんど / そのみ | 出版社: aito | レーベル: ラヴィノベルズ

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葵

ちょっと待ってください、タイトルからして既に最高じゃないですか!? 記憶喪失×夫を名乗る執着α×オメガバースって、あたしの好きが全部入ってる……。読む前から震えてきました。

記憶を失った先にあったのは、偽りの愛か本物の愛か

目を覚ましたルカは、自分の名前以外のすべての記憶を失っていた。混乱する彼を最初に優しく包み込んだのは、「俺は君の夫だ」と名乗る美貌のα・アンリである。外界と隔絶された森の屋敷で、アンリの献身的な愛に包まれながらルカの新しい日常がゆっくりと始まっていく。

しかし、穏やかな日々の奥には、いくつかの引っかかりが静かに潜んでいる。卓越した魔法と堅固な結界に守られた屋敷、そしてふと耳にする「まだ正式な番ではない」という言葉。夫でありながら番ではないという不自然さは、ルカの胸に少しずつ疑念として積み重なっていく。

葵

「まだ正式な番ではない」の一文だけで、甘いだけじゃない不穏な空気がぱっと出ますよね。閉じ込められてるのに幸せって、この矛盾がたまらないんです……。

見どころ

  • “夫”という立場に潜む、甘くて危険な執着:記憶を失ったルカに注がれるアンリの愛は、献身的で優しい。しかし、その愛が“すべてを捨ててまで偽った執着”に裏打ちされていると分かったとき、同じ行為が全く違う色を見せ始める。
  • 外界から隔絶された屋敷が生む、逃げ場のない緊張感:閉ざされた空間で完成されていく愛の日々は、ルカの違和感と裏腹にどんどん深くなる。結界に守られた箱庭のような生活が、物語のクライマックスでどう反転するのかが楽しみなポイントである。
  • 「離れよう」に隠された、過去の残酷な秘密:記憶を失う前のルカが残した言葉が、アンリの執着の本当の意味を塗り替えていく。切なくなるほど一途な愛の裏側に、どんな真実が待っているのか。読み終えたあとに、もう一度最初から読み返したくなる構成だ。

こんな人におすすめ

  • ✅ 執着系αと、それに翻弄されるΩという関係性をもっと深く味わいたい方
  • ✅ 記憶喪失という設定を通じて、真実が徐々に明らかになるサスペンス要素のあるBLが読みたい方
  • ✅ “本物の愛”と“狂おしい執着”の境界線が揺れ動く、繊細で情熱的な物語を求めて眠れない夜を過ごしている方
葵

っと、ここまで丁寧にまとめるのがやっとだったんですけど、最後の最後に本音を言わせてください。記憶喪失のΩを優しく囲い込むαの執着、閉ざされた森の屋敷、そして「離れよう」という過去の言葉。この組み合わせで切なくならないはずがないじゃないですか。しかもすべての真相が繋がったとき、アンリの愛情の深さと痛さで胸がぎゅっと締め付けられる。この絶妙なバランスが生まれるのは、作者さんわかってる…!としか言いようがないです。あたし、この作品に出会えてよかった……!

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